ショートカット(Workflow)の使い方とおすすめレシピ【iPhone(iOS)用アプリ】

2018年9月に「Workflow」は「ショートカット」と名称を変えて、iOSのデフォルトアプリとなりました。この記事は変更前に書いた記事なので、現在とは仕様の違う点もありますが了承ください

先日Appleに買収されて話題にもなったiPhone(iOS)&mac用アプリのWorkflow。非常に便利ですが、何が出来るのか分かりづらいアプリでもあります。というのは、様々なことが出来すぎてこれがメインというものがありません。あえて一言で説明するなら作業を自動化してiPhone(&Mac)をより快適にすることができる便利アプリです。

今回はWorkflowの基本的な操作手順と、既に使っているユーザーの方にも役立つ「iPhoneをより便利にすることができる」おすすめの機能を紹介していきます

1. Workflowの特徴

Workflowとは作業を自動化するアプリです。200以上の様々なアクションを組み合わせることができるのでアイデア次第で作れるレシピは無限大。ボタン1つで短縮URLを作成したり音楽のプレイリストを開いたりするレシピを作成することもできます

Workflow出来ることをまとめてみました

Workflow出来ること

  • 帰り道をタップ1回で検索
  • 複数のSNSで一斉投稿
  • URL短縮
  • 1年前の写真を表示
  • 水を飲んだ回数を記録
  • 開いているページのPDFを作成

これらはほんの一例です。素晴らしいのはこれらの殆どはタップ1回で操作ができるということです。

2. Workflowの始め方

Workflowを使うにはレシピが必要です。レシピとは『スマホのアプリ』や『パソコンのソフト』のようなものです。レシピを起動させることで様々なことができるようになります

Workflowを使うまでの流れ

  1. アプリをダウンロードする
  2. レシピを取得 or 作成する
  3. レシピを使う

アプリをダウンロードする

ショートカットアプリはデフォルトで最初からインストールされています。誤って削除してしまったり、スマホ内に見当たらない場合は無料でApp Storeからダウンロードできます

ショートカット

ショートカット

Apple無料posted withアプリーチ

3. レシピを取得する

レシピを取得するには主に3つの方法があります。

レシピの取得方法

  • WorkflowのGalleryから取得する
  • レシピのページ(URL)から取得する
  • レシピを作成する

レシピは既にあるものから取得したり、自分で作成することができます。

まずは、レシピをGalleryから取得してみましょう。レシピによって使い方も違いますが、基本的な取得の流れは同じです。ここではQRコードを読み込むレシピ[Scan QR Code]を取得してみましょう

Galleryから取得する

ますは、Workflowを起動して上部の[Gallery]を選択します

[Gallery]から[Scan QR Code]を探します。[Essentials]という項目にあります

[Scan QR Code]を見つけたらタップして、右下の[Get Workflow]を選択します。

[My Workflow]に[Scan QR Code]追加されました。これでレシピの取得が完了しました。続いて他の取得方法を紹介します

レシピのページ(URL)から取得する

Workflowのレシピが記載されているWebページを開き、[Get Workflow]というボタンを選択すればレシピが取得できます。Workflowのレシピ紹介サイトなどから取得するときがこちらの方法です

レシピを作成する

自分が欲しいオリジナルのレシピを作成することもできます。アイデア次第で非常に便利なレシピを作成することも可能です。実際に簡単なレシピを作る手順はこちらの記事に載せてます。興味のある方はご覧ください。

[kanren postid=”2027″]

4. レシピを使う

レシピの使い方は大きく分けて4種類あります。細かい使い方はレシピによって違うので、指示に従って使ってください

レシピの使い方

  • アプリから直接レシピを使う
  • ウィジェットから使う
  • Apple Watch から使う
  • ブラウザから使う

ここからは各使い方を紹介していきます

レシピの使い方の確認方法

レシピの使い方はQRコードを読み込むレシピの[Scan QR Code]を使って解説していきます

まずは[My Workflows]から使いたいレシピを選択します。レシピのページの右上に[歯車の設定アイコン]があるのでこちらを選択します

[What type of workflow is this?]という欄があり、背景が青くなっているのがそのレシピの使い方です。こちらは[Noaral]で使えるということです。各項目は下記にまとめました

レシピの使い方

  • [Normal]→アプリから直接レシピを使う
  • [Today Widget]→ウィジェット一覧から使う
  • [Apple Watdh]→Apple Watch から使う
  • [Action Extension]→ブラウザから使う

各項目の使い方をそれぞれ解説していきます

アプリから直接レシピを使う[Normal]

Workflowからレシピを選択して[▷]の再生ボタンを選択してください。

レシピはホーム画面に追加してタップ1回で起動させることもできます。設定しておくと便利です。やりかたは下記の「ホーム画面にレシピを追加する」を見てください。こちらから直接移動もできます。

ウィジェットから使う[Today Widget]

Workflowのウィジェットや通知センターからレシピを使います。使いたいレシピをタップしてください。

[通知センター]は画面の上から下にスライドさせると表示させることができます

[ウィジェット一覧]は画面の左から右にスライドさせると表示させることができます

ウィジェット一覧にWorkflowが無い場合は追加させることができます。やり方は下記の通りです

ウィジェット一覧を開き、下部にある[編集]を選択します

[ウィジェットを追加]が表示されます。ここでアプリをウィジェット一覧に追加させることができます。Workflowの左にある[+]ボタンを選択して、右上の[完了]を選択すればウィジェット一覧にWorkflowが追加されます。

Apple Watch から使う[Apple Watch]

Apple Watch を持っている方は試してみてください

ブラウザから使う[Action Ectension]

ブラウザから使うには、まずはChromeやSafari等でレシピを使いたいページを開きます。ここではChromeを使って解説します

右上の[設定アイコン]を選択します

メニューが開くので、上部の[共有アイコン]を選択してください

[Run Workflow]の項目があるので、こちらを選択します

Workflowのレシピ一覧が表示されるので使いたいもの選択してください

5. レシピをホーム画面に追加する

ここではホーム画面にレシピを追加して簡単に使えるようにする方法を紹介します。例として上記で取得した[Scan QR code]を使って解説します。

ホーム画面に追加したいレシピを選択し左上の[共有アイコン]を選択します。

[Add to Home Screen]を選択します

[ホーム画面に追加]を選択します

Safariが起動するので、今度はこちらの[共有アイコン]を選択します

ホーム画面に表示するレシピの名前は変更できます。こちらで良ければ右上の[追加]を選択します

これでiPhoneのホーム画面に[Scan QR Code]が追加されました。こちらを選択すると1タップでレシピを起動させることができます

6. おすすめのレシピ

ここでは公開されているおすすめのレシピを紹介します。iPhoneから各リンク先の[Get Workflow]をクリックすればレシピを追加できます

Map(地図)関連のレシピ

Directions HOME

自宅や会社への帰り道を表示してくれるレシピです。

登録した場所までの道順を教えてくれます。ホーム画面に登録していれば1回のタップで表示してくれるので非常に便利です

緊急時用のレシピ

SOS

LEDライトで救難モールス信号を送るレシピです。

SOSのモールス信号をLEDライトで発光してくれます。遭難時や何かしらの事件で犯人に捕まった時にこっそりと助けを呼ぶ際に使えそうです。備えあれば患いなしでホーム画面に追加しました。個人的にこのようなレシピは好きです

SNS関連のレシピ

Cross-Post

複数のSNSに写真とタイトルを同時投稿するレシピです。

Twitter, Facebook, Instagram に写真とタイトルを一度にまとめて投稿することができるので、それぞれに送信する手間を省けます

Web関連のレシピ

Shorten URL

URLを短縮してコピーできるレシピです。

開いているWebサイトのURLを短くしてクリップボードにコピーします。メールやLINEなどで長く見た目の悪いURLを短縮できるので、送信先の相手に不快感を与えることがありません

写真関連のレシピ

Where Was This Taken

写真を撮った場所を調べられるレシピです。

写真に撮影場所のメタデータがあれば表示することができます。位置データをオンにしている端末で撮った写真限定ですが、写真の整理をする際に便利なレシピです

Scan QR Code

QRコード読み込めるレシピです。

QRコードを読み込むアプリは無料のものもありますが、こちらは広告なども表示されずにシンプルに使うことができます

音楽関連のレシピ

Play Playlist

ミュージックのプレイリストを1クリックで起動できるレシピです。

よく聞くプレイリスト毎にレシピを作りホーム画面に追加しおくと非常に便利。ミュージックのプレイリストが多いと検索するの意外と手間なので、ホーム画面に専用フォルダを作ってまとめています

Music Timer

音楽を指定した時間で止められるレシピです。

あと〇〇分たったら音楽を止める、と指定できるレシピ。作業時間の管理等に使えます

7. まとめ

WorkFlowのアプリに関しては、本格的に書き始めると膨大な量になってしまうので今回は基本的なことだけをまとめてみました。ベストな使い方は人によって様々なので、自分に合ったWorkflowの使い方を探してみてください!

おすすめのレシピは随時追加していきます

最新情報をチェックしよう!