今回はFotorを使ったコラージュ画像の作成方法を紹介していきます。
コラージュとは複数の写真を1枚に合成する機能です。イベントや旅行でたくさん撮った写真を用意されているスタイリッシュなテンプレートにまとめることで、ポストカードやアルバムの表紙を作ったり、そのままInstagramやTwitter、Facebookなどにアップすることもできます。ひと工夫することで「いいね!」をもらえる数も増えるかもしれません
1. コラージュをはじめる
Fotor にアクセスして[コラージュ]を選択しましょう
2. コラージュの種類
コラージュは4種類から選ぶことができます
・クラシックコラージュ:複数の四角いフレームの中に写真をはめていくコラージュ。写真の素材をそのままに作成することができます。アルバムなどを作成するのに便利です
・アートコラージュ:デザイン豊かな画像を作成できるコラージュ。用意されたテンプレートに写真をはめていくだけで、おしゃれなポスターのような画像が作成できます。ポスターや資料の表紙など、プライベートから仕事まで幅広く使うことができます
・ファンキーコラージュ:写真のフレームを「♡(ハート)」や「動物」などの可愛い形にできるコラージュ。女性に人気がある人気のスタイルです
・フォトステッチ:複数枚の写真をつなぎ合わせて1つの写真にすることができます。他のコラージュと違いフレームを無くすこともできるので、単純に写真を組み合わせたいときに使えます
3. コラージュの使い方
1. コラージュのスタイルを選ぶ
4種類の中からコラージュのスタイルを選びましょう。ここで選んだ後でも、簡単に変更することができます
2. 写真を読み込む
画面右上の[インポート]を選択し写真を選びます
このように写真を読み込むことができ、これを使ってコラージュを作っていきます
3. フレームを選ぶ
クラシックとファンキー
写真の型抜きの形を選べます
アート
画像の縦横の比率で3種類の中から選ぶことができます
フォトステッチ
ステッチは基本的には写真を並べることに特化した機能なので、縦に並べるか横に並べるかの2択になっています
ちなみに、右上にダイヤがついているのは有料版で解除することができます。
4. フレーム全体のサイズと形を決める
画像自体のサイズを決めます。特に必要が無ければいじらずにデフォルトのままでもOKです
クラシックコラージュではフレーム全体の形を変更することができます。正方形であったり、iPhoneの画面サイズ等を指定できます。
写真を埋め込んだ後にフレームのサイズを変更すると、写真の大きさをフレームに合わせて再調整しなければならなく2度手間なので先にダウンロードしたい大きさに変更しておきましょう
5. 写真をフレームにはめる
上記の「2.写真を読み込む」で読み込んだ写真をはめ込みたい箇所にドラッグするだけです。もしくは、読み込んだ写真をクリックすれば自動的にはめ込まれます。
ステッチは、フレームに写真をドラッグすると[+(プラス)]マークが表示されるので、そこでドラッグしていたボタンを離します
オートフィル
このようにフレームが多くて写真を一つ一つ選択するのが面倒なときには、[オートフィル]機能を使えば自動的に写真を選んでくれます。クラシックとファンキーで使用可能
とりあえず、写真を埋め込んで形になりました。
6. 写真の表示位置を調整する
フレームに内の写真を表示させたい位置に動かします
写真をダブルクリックして、左上に表示された[サイズ]のバーを動かして大きさを調整します。
もしくは、写真端の黒いアイコンをドラッグしても調整できます。
大きさが決まったら、写真をドラッグして位置を調整します。調整が完了すれば画面左上の[変更する]を選択してください
7. 写真を変更する
変更したい箇所に写真をドラッグすれば変更できます
8. 写真を削除する
写真をクリックして右上に表示される[×]を選択します。もしくは、クリックしてキーボードの[Back Space]や[Delete]を押しても削除できます。
インポートした写真自体を削除したければ、カーソルを削除したい写真の上に動かして、右上の[×]を選択するか、インポートした全ての写真を削除したければ画面右下の[すべてを削除する]を選択します
9. フレームの大きさや幅、数を変更する
テンプレートのフレームの大きさや数を変更します。フレームの種類によって変更できるものが違うのでまとめています
大きさ・幅・数 の変更 | |
クラシック | △ フレームの割合の変更は可能 |
アート | × 不可 |
ファンキー | 〇 可能(ロックを解除する必要あり) |
ステッチ | △ フレームの幅の変更は可能 |
アートフレームは固定してロックされているので、まずはロックを解除します。変更したいフレームを選択すると、右上に[アンロックする]と表示されるので[錠のアイコン]をクリックします。
フレームに黒いマークが表示されるので、ここをドラッグして大きさを変更します
フレームにカーソルを合わせると[手のマーク]に変わるので、これをドラッグすればフレームの位置を動かすことができます
フレームの数を増やしたいときは上部の[複製アイコン]を選択するか、好きな大きさのフレーム上で[Ctrl + C][Ctrl + V]と入力すればフレームを増やすことができます
10. テキストを追加・変更する
左にある「テキスト」を選択します。
「見出し」「小見出し」「文章」用の3種類のフォントが表示されるので、必要なものを選択します。ここで選んだものはすぐに変更できるので気軽に選んで大丈夫です。
画像の上にテキストが表示されるので、そのまま文字を入力します。
画像をドラッグして位置を変更したり、黒いマークで範囲を設定します
上部にフォントの編集メニューが表示されているので、左からフォントの「色」「種類」「サイズ」「位置」「太さ」「斜め」「大文字・小文字」「下線」「文字間・行間」「背景の色」を調整します
フォントの種類も色々あるので、画像にあったものを探してみてください。
11. ステッカーを追加・変更する
テスト左のメニュー欄から[ステッカー]を選択します。
[マイ画像を使う]を選択すれば、自身の用意した画像も使うことができます
検索枠の下のアイコンでステッカーの表示を変更できます。1番右が一覧で見やすくなっています
役立ちそうなものは一通り揃っている印象です。季節によって追加されたりします
ここでは「ハート」と「子猫」追加してみました。無機質でクールな印象から、一気に可愛くなりました。フォントの雰囲気と合っているのではないでしょうか
画面の左上でカラー選択をすることができます
「赤色」から「水色」に変更しました。ワンポイントの色合いで全体の雰囲気も変わります
12. 背景を追加・変更する
背景を変更したい場合は左のメニューから[背景]を選びます。色々な模様が表示されるので、気に入ったものを選択します
画像をが無いところが反映されています。
背景が大きく分かりやすいテンプレートを使ってみました。クジラの外側が背景です
13. タイトルをつける
下の黒いバーで画像のタイトルを変更することができます
分かりやすくなるので、気が付いたときに変更しておきましょう
14. 同期する
アカウントを作成している方は同期ができます。同期をしておくことで、いつでもどの端末からでも作品を読み込むことができます。自分の作品は画面右上のアカウントから「自分の作品」で見ることができます
4. 保存する
保存方法は、上の[保存]を選択するだけです
ファイル形式は[jpg][png][pdf]から選ぶことができます。
・ipg:色彩の多い写真に最適。
・png:色彩の多い写真に最適。透過させることができる。ただし、jpgと比べるとサイズが重い。
・pdf:電子文書。実際の印刷をする際に最適。
5. 便利な機能
画像の表示を拡大・縮小する
・下のバーかマウスのスクロールでフレームの大きさが変更できます
・写真を選択してキーボードの方向キーで動かすことが可能。マウスだと細かい動きが難しかったりするので、キーボードを使うことでより正確な位置調整ができます。
6. おすすめのテンプレート
おすすめのテンプレートは準備中なので、後日更新します
7. まとめ
今回は「Fotor」のコラージュ機能を中心に紹介してきました。手持ちの写真を簡単におしゃれに活かすことができるので、ぜひ試してみてください
次回は「Fotor」で人気機能のデザイン機能を紹介していきます