音声入力が便利!高い認識率でLINEも簡単(改行・句読点の入力方法も紹介)

iPhoneAndroidで音声入力を使い始めたのですが本当に便利です。スマホに向かって話しかけるだけで凄い速さで文字が入力され、LINEtwitterなどは殆ど音声入力だけで簡単に完結できます

以前は音声が認識されたとしても日本語変換機能の間違いが多すぎてストレスでしたが、最近は殆ど間違うことが無い程に改善されています

この記事では、iPhoneAndroidでの音声入力の使い方、そして質問の多い「改行や句読点などの記号入力の方法」を中心に紹介していきます

音声入力のメリット

1. 文字入力のスピードが早い!

音声入力の1番の特徴は、やはり入力のスピードが早いことです。スマホのフリック入力も充分早い入力方式ですが、殆どの人は音声入力の方が早く入力できるようになるでしょう

喋りながら文字が高速で入力されていくのを見ると、文章を入力するのが楽しくなってきます!

2. 入力が簡単

入力方法は音声入力のボタンをタップしてマイクに向かって話しかけるだけです。指を使って修正したりすることもありますが、基本的には文字を指で入力する必要がありません。フリック入力等の入力方式が慣れなかった人も、音声入力なら今までと違ったレベルのスピードで文字入力が可能になります

メールLINEの返信が苦手だった方も音声入力を使えば印象が変わるかもしれません!

スマホの音声入力の使い方

使い方はとても簡単です。iPhoneとAndroidのそれぞれの音声入力の使い方を画面を参考に説明します

iPhoneの音声入力方法

iPhoneは左下の[マイクのアイコン]をタップして話しかけてください

voiceinput_english

iPhoneの音声入力が使えない場合マイクのアイコンが灰色でクリックできなかったり、そもそもマイクのアイコンが無い場合があります。iPhoneの音声入力が使えなければ、下記の「音声入力が出来ないときの解決方法(iPhone)」を参考にしてください

Androidの音声入力方法

Androidは[マイクのアイコン]をタップして話しかけてください。スマホのメーカーによってマイクのアイコンの位置が少し違うかもしれませんが、基本は入力画面にあるはずなので探してみてください。ちなみにこの画像はSony Xperiaを使用してます

voiceinput_english

改行や記号入力の方法・一覧表 | iPhone(iOS)

改行や句読点などの記号をどのように音声入力すれば良いのか、分かりやすく一覧表にしてみました(定期的に更新をしているのでブックマークしておくと便利です)

Androidの改行や記号入力Androidは標準のGoogle音声入力では改行や句読点・記号入力に対応していませんが(2017年3月15日現在)、swypekeyboardというアプリを使えば改行や句読点・記号入力が可能になります。下記の記事にやり方をまとめましたので、是非ご覧ください

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改行の方法

改行の方法は「改行」か「次の行」と話しかけてください

改行する方法
改行する かいぎょう / つぎのぎょう

句読点・記号の入力方法

よく使う[、] [。]はそれぞれ、「てん」「まる」と呼びます

記号の読み方一覧
てん まる
かぎかっこ かぎかっことじる
にじゅうかっこ にじゅうかっことじる
( かっこ ) かっことじる
{ ちゅうかっこ } ちゅうかっことじる
しろまる にじゅうまる
さんかく くろさんかく
はーとまーく くろぼし
やじるし うわむきやじるし
したむきやじるし ひだりむきやじるし
: コロン ; セミコロン
, コンマ . ピリオド, ドット
! かんたんふ / ビックリマーク / エクスクラメーションマーク ? はてな / ぎもんふ
ダッシュ ハイフン
クオーテーション クオーテーションとじる
ダブルクオーテーション ダブルクォーテーションとじる
てんてんてん & アンド / アンパサンド
@ アットマーク % パーセント
* アスタリスク ^ キャレット
_ アンダーバー | パイプ
/ スラッシュ なかぐろ
° どきごう = イコール
+ プラス / たす マイナス / ひく
x かける ÷ わる
¥ えんきごう $ どるきごう
> だいなり < しょうなり
🙂 スマイリー 😉 ウインク
® とうろくしょうひょう こめじるし
おすきごう めすきごう
± ぷらすまいなす おんぷ

音声入力が出来ないときの解決方法(iPhone)

マイクのアイコンが薄い灰色になっている

オフラインになっているので、電波状況が良い場所に移動するWI-FIの環境を見直してください
iPhoneの音声入力はオンラインでないと使えません

マイクのアイコンの表示されていない

音声入力機能がオフになっています

「設定」から 「一般」→「キーボード」 と移動し、音声入力」をオンにしてください

そもそも音声入力の項目が無いとき

機能制限で「 siriと音声入力」という項目がオフになっている可能性があります
こちらをオンにして、改めて音声入力機能をオンにして下さい

「設定」から 「一般」→「機能制限」 でパスコードを入力し、siriと音声入力」をオンにしてください


iPhone(iOS)とAndroidの音声入力の精度の違い

iPhoneAndroidの違いは、上記でも説明した改行や句読点などの記号入力のコマンド入力に対応してるかどうかの差が大きな点です(iPhoneはコマンド入力に対応していて、Androidは基本的に未対応)

ここからは、他にも音声の認識率や変換機能の違いがあるのかを検証してみます

認識率・変換機能を検証してみる

iPhoneAndroidの音声入力では認識率の違いがあるのでしょうか

簡単な日常会話では双方優秀で違いが検証できないので、今回は古い言葉も使われている平家物語の冒頭を読んで認識率の差を比較してみます

iPhone

祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり
沙羅双樹の花の色 乗車必衰のことわりをあらわす
溺れる人も久しからず ただ春の世の夢のことし
たけき者も遂には滅びぬ 偏に風の前の塵に同じ

Android

祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり
沙羅双樹の花の色 盛者必衰の理をあらわす
おごれる人も久しからず ただ春の夜の夢のごとし
たけき者も遂にはほろびぬ 偏に風の前の塵に同じ

平家物語の冒頭を読んで比較してみた結果

Androidはかなり優秀です!iPhoneも悪くはありません。

平家物語の冒頭を読んだ所、iPhoneは2箇所認識できなかったが、Androidは全て認識できました(漢字の未変換はあり)。読み方に差が出る可能性もあるので複数回繰り返しましたが結果は同じでした。

ただし、今回は日常会話では使わない言葉が多い文章を選んだので少し差が出ましたが、日常会話で使う言葉では殆ど差は感じず双方とも問題なく使うことができます

最後に

LINETwitterなどは、音声入力アイコンと送信アイコンを1回づつタップするだけでメッセージが送れて本当に便利です。音声入力に慣れるとフリック入力は補助的な役割となっています

数年前までは音声入力がこれほど使えるものになるとは思いもしませんでした。次はどんな便利で新しい入力方式が生まれてくるのか楽しみです。これからAI(人工知能)が発達すれば、タイトルを入力するだけで筆者の性格や傾向を分析して文章を自動的に作成してくれるかもしれません

音声入力は便利なので、積極的に試してみてはいかがでしょうか

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