Lightroomの編集機能で出来ることを、とりあえず基本的なものを中心に10例まとめてみました。編集方法の詳細などは今後の記事で紹介していきます
Lightroomで出来る基本的な10通りの具体例
1. トリミング(切り抜き)
撮影時のイメージと違った構図を直すときや、対象が遠くて思うような大きさで撮影できなかったときに使えるのがトリミング(切り抜き)機能
[st-under-t color=”#616161″]トリミングをすれば遠すぎて見えづらかった対象も認識しやすくなります
他にも、不要なものが写っていた際に手軽に除去したりもできるので、特に写真を撮り始めた人にとっては大活躍してくれる機能です
2. 傾きを補正する
撮影時には気づかなくても、実際に現像していると意外と斜めに傾いていることはあります
[st-under-t color=”#616161″]Lightroomにはクリック1回で自動的に傾きを補正してくれる機能があるので簡単に修正が可能です
3. 変形して構図を整える
建物などを下から撮ると、どうしても高い位置とのバランスが崩れてしまいます。無理せずに高低差を活かした構図で撮るのが通常ですが、どうしても真正面からの目線の写真にしたい場合は[変形]機能が役に立ちます
[st-under-t color=”#616161″][変形]機能を使い、上部を狭めて下部を広げると真正面からの均等な構図にすることができます
「縦」の変形だけではなく「横」の変形も可能なので、シンメトリー(左右対称)に仕上げたいときにも役立ちますよ
4. レンズ補正
レンズの種類や距離によってはどうしても歪みが発生してしまうものですが、レンズ補正機能を使えば簡単に修正が可能です
[st-under-t color=”#616161″]湾曲していた窓枠もほとんど気にならない程度の真っ直ぐにすることができました
5. 明るさ調整
Lightroomなら光の加減を調整して明るくすることも、逆に暗くすることも可能です
[st-under-t color=”#616161″]明るくするのは容易に想像できると思うので、あえて暗くしてみました。周りの景色が見えにくくなり、電話ボックスが引き立てられて雰囲気が出たのではないでしょうか
部分的に明るさを調整する機能などもあるので、別記事で詳しく紹介していく予定です
6. 色合い調整
色合いの調整と言っても幅が広いのですが、写真の印象を大きく左右する重要な要素です
下の写真では、折角の夕焼けも分かりにくく紅葉もはっきりとしないので、わざとらしいほど彩度などの色合いを調整してみました
[st-under-t color=”#616161″]極端に色合いを強くしたので現実的な描写とは言い難い写真となってしまいましたが、作品としては面白くて楽しくなったのではないでしょうか。個人的には好きです!
7. かすみの除去
色合いや明るさ補正の機能とかぶる面もありますが、もやがかって色合いがはっきりしないときはかすみの除去が有効です
[st-under-t color=”#616161″]特に他の機能をいじらずともここまでの差が作れます
8. ピンぼけをなおす
わかりやすい露骨なピンぼけの写真が手元になく、若干はっきりとしていない程度の写真の比較です(左が修正前、右が修正後)
はっきりはしたのですが光量の差の問題もありそうなので、後日写真はピンぼけの修正がわかりやすいものに入れ替える予定です
ただ、Lightroomではピンぼけも諦めずに修正可能だということを覚えといてください
9. 不要なものを消す
不要なものを消す機能は、PhotoshopだけでなくLightroomにも備わっています。ただ、複雑なものであればPhotoshopの方が得意です
赤ちゃんの鼻に引っ掻き傷があって可愛そうなので取り除いてあげましょう
[st-under-t color=”#616161″]傷跡も残らずに綺麗に修正することができました
この写真では小さな傷を消しただけですが、顔のシワやシミであったり、大きさによっては人くらいに大きさのものをそっくり取り除くことも可能です
10. 部分的に目立たせる
ちょっと応用にはなりますが、このように部分的に配色を変えて目立たせることもできます
少し手間ですが、このような写真も容易に作成することができるので、別記事で紹介していきます
その他
あとは、赤目やペッドアイを直したりと他にも色々出来ることがあります
まとめ
今回はLightroomでは具体的にどんな編集が出来るのか、基本的な機能を紹介してきました
次回以降ではLightroomの設定や使い方などを紹介していきます