Lightroom Classic CC の基本的な画面の見方

Lightroomは機能が充実している一方で、何から始めるべきか迷いがちです。まずは、操作する前に知っておきたい各画面の主な項目と使い方を紹介していきます。今回はLightroom Classic CCです。

1. Lightroom Classic CC の基本画面

Lightroomを起動して最初の画面がこちらです。

この画面は「ライブラリー」モジュールで、写真を「検索」したり「読み込む」ことができる基本の画面です。Lightroomには全部で7種類のモジュール画面があり、それぞれを目的に合わせて使い分けます。モジュールは右上のメニューから変更できます

モジュールの中でも、写真を読み込んで整理する「ライブラリ」補正やレタッチをする「現像」の2つのモジュールを使うことが大半です。

基本事項

Lightroomは7つのモジュール(画面)を使い分けて操作する。ただし、主に使うのは「ライブラリ」と「現像」

2. 各モジュールの主な役割

モジュールは全部で7種類あります。個別の詳しい説明は別の記事で紹介するので、ここでは各モジュールの主な役割を簡単に紹介していきます。

各画面は以下のとおり

各モジュールの主な役割

1. ライブラリ
写真のデータをLightroomに読み込んで整理します。写真にタグや詳細説明などを追加して、検索しやすくしたりすることもできます。

2. 現像
読み込んだ写真を補正・編集することができます。Lightroomでの主な作業はこの「現像」モジュールで行うことになります

3. マップ
Googleマップに写真の撮影場所を表示することができます。写真に撮影場所のデータを追加することもできます

4. ブック
アルバムを作成することができる機能です

5. スライドショー
撮影した写真や動画のスライドショーを作成することができます

6. プリント
写真を印刷するための様々な設定ができます

7. Web
写真をWebに公開するフォトギャラリーを作成することができます

3. 全モジュールで共通に使える項目

ここでは、すべてのモジュールで共通している主な項目を紹介します。各モジュールによって項目は違うので、個別の詳しい内容は別途紹介します。

基本の項目

1. メニューバー
各種機能を使用することができます。「ファイル」「表示」「ウインドウ」「ヘルプ」の4つの項目はすべてのモジュールで共通しています。詳しい内容は別途モジュール別の記事で紹介していきます

2. IDプレート
IDプレートは自身で作成したロゴや文字に変更することができます。IDは印刷時等に表記することができるので、格好良いオリジナルのものを作成しておくのもおすすめです

3. モジュールピッカー
各モジュールへの切り替えをすることができます。

4. フィルムストリップ
写真のサムネールを表示して選択することができます。

パネルの開閉

上部や右側の画面パネルは折りたたむことができ、ライブラリなどの画像表示スペースを広くすることができます。

パネルを折りたたむには上部や右側の「▽」「▷」のアイコン辺りを選択します

すると、上部や右側のメニューを折りたたむことができ、画像の表示ウインドウを広くつかうことができます。ノートPCなどの小さなモニターを使用している際には役に立つ機能です

セカンドモニター

Lightroomでは、メイン画面とは別に写真やサムネールを拡大して表示することができるセカンドモニターを使用することができます。画面を切り替える必要がなくて作業が捗ったり、写真を拡大表示することができるので何かと便利な機能です。

セカンドモニターのメニューは画面の左下にあります。「1」と「2」で画面を切り替えることができます。

こちらは全画面表示したモニターになります。

4. まとめ

今回は基本的事項を大まかに紹介しました。次回以降は各モジュールの詳しい記事を作成していきます

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