一眼レフカメラでは、シチュエーションや雰囲気によって様々な種類のレンズを使い分けて、同じ空間でも違った表情の写真を撮って楽しむことができます。スマホでも気軽に様々な雰囲気を楽しめるグッズやアプリが無いかを探していたところ、「スマホ用のカメラレンズ」を見つけました。
今回は「スマホ用レンズ」の中でも、Amazonでも大人気の手頃な価格で評判が良さそうな「YIEASYのスマホ用カメラレンズ」を手に入れたので、実際に撮影した写真を紹介していきます
内容物の紹介
こちらがパッケージです。シンプルで無駄が無く、縦横サイズは10cm以下とコンパクトになっています
内容物は「広角レンズ(0.4倍)」と「魚眼レンズ(180度)」、そしてスマホに挟む「クリップ」が2つと持ち運び用の小さな「ポーチ」が入っています。ちなみに、「マクロレンズ」は「広角レンズ」が2重になっており、表面のワイドレンズを取り外すと使用することが出来る仕様になっています。
小さくてもしっかりとした作りです。レンズの輝きって美しいですよね
使い方は”クリップにレンズを装着してスマホに挟むだけ”と非常に簡単です。
撮影した写真
ここからは撮影写真を紹介していきます。広角レンズで撮った写真は比較用に「通常撮影の写真」と「広角レンズ仕様の写真」の2枚を掲載しています。
ちなみに、写真は豊田美術館で開催されているジャコメッティ展(2017年10月14日[土]-2017年12月24日[日])を見る為に愛知を訪れた知人に撮ってもらったものを使用しています。撮影機種はiPhone 6sです。
広角レンズ
1枚目
こちらは通常撮影。赤い壁と背景に映る青い空の色の組み合わせが素敵な1枚
続いて、同じ位置から広角レンズを使用した写真です。上部の吹き抜けの部分まで写すことができ青い空の比率が広がり開放感がでました。天気が良かったこともあり、深く真っ青な空の色と赤い壁のコントラストが効いていて非常に良い写真に仕上がっています。個人的に好きな1枚です
2枚目
次は広角レンズの距離感を分かりやすく比較するために、シンプルに建物を撮影した写真です
見切れていた建物の端まで写すことに成功しました。更に大きな建物を撮影したい時でも効果を発揮しそうですね
3枚目
いよいよ、ジャコメッティの作品が登場です。代表作の「歩く男」
一度見たら忘れることのない独特のフォルムです。元々の写真が全体的に白を基調とした色合いだったので、思い切ってモノクロに加工してみました
広角レンズを使用した作品はこちら。部屋の全体像を捉えることができて面白いのですが、作品と距離ができるので何を撮りたいのかによって使い道が別れるところです
「広角レンズ」はシチュエーションによって使い分けると大きな効果がもたらされて、より魅力的な写真を撮影することができました
魚眼レンズ
1枚目
紅葉を見上げて撮影した作品、個人的に魚眼レンズでお気に入りの1枚です。通常の撮影では撮れない面白い構図になっています
2枚目
魚眼のおかげで窓枠が面白味のある形になりました
3枚目
並木道も魚眼レンズを使うことで通常と違う景色に見えます
4枚目
180度の視野になるので、部屋も全体を見渡して撮影することが出来ます。
5枚目
視野が広いのでユニークな形の広角レンズのように使うこともできます。
魚眼レンズは、日常の風景も面白い世界に撮ることができて非常に面白いレンズです
まとめ
スマホカメラ用のレンズを使うことで、撮影の幅が大きく広がることが伝わったのではないでしょうか。紹介した「広角レンズ」と「魚眼レンズ」の他にも接近して使える「マクロレンズ」も使用することができます。
簡単に使えて価格もお手頃なので、気になる方は試してみてください