iPhone X/8 ではワイヤレス充電(Qi)ができるようになったのと同時に、USB-C PD(Power Delivery)対応となり、最速30分で50%まで充電という高速充電が可能となりました。
ワイヤレス充電は便利で使い始めると欠かせない機能ですが、急いでいるときに高速充電も使えれば怖いものなしです。
今回は、高速充電に対応した「Anker PowerPort+5」の充電器を購入したので、USB-C PD の高速充電のレビューを紹介していきます
USB-C PD(Power Delivery)とは
USB Power Delivery(USB PD)対応製品では最大100Wもの電流を流し充電ができるので、高速充電が可能となります
他のUSB規格は最大10Wにも満たないのでその違いは明らか。すべてのUSB-CがUSB PDに対応しているわけではないので、必要に応じて確認するようにしましょう。
注意点としては、高速充電にはデバイス(PCやスマホ等)や充電器もすべてがUSB PDに対応している必要があります。
Anker PowerPort+5
「Anker PowerPort+5」は、USB-Aポートが4つとUSB-C(PD対応)ポートが1つ搭載された充電器です。
照明の色で若干橙色っぽくなっていますが、最近のAnker製品と同様に白がベースのパッケージとなっています。
開封すると、本体と付属品が入った箱がお目見えします。
簡易的な説明書も付属していますが、基本的には本体と電源ケーブルの2つが入っています。電源ケーブルがあることで、他の充電器のように本体でコンセントのスペースを埋めることもないので有効に使えます
iPhone X と並べて大きさを比較してみました。比較して分かるように「Anker PowerPort+5」自体は大きいわけではないのですが、他の2ポートなどの充電器と比べるとやはり大きめです。
外出時に持ち運ぶのは2ポートなどの小さめので、「Anker PowerPort+5」は自宅や職場に設置しておくと効率が良さそうです
USB-C PD ポートが1つと、USB-A ポートが4つ。合計で5つもポートがあるおかげで、机周りの周辺が一気に片付きました
電源ケーブルはメガネプラグとなっています
こちらは今回使用した別売りの「Steanum USB Type-C Lightning ケーブル」です。
「USB Type-C Lightning ケーブル」が無いと「iPhone X/8」を高速充電できるUSB-C PDは使えないのですが、製品の種類は多くありません。
記事の執筆時にはAppleが認めて「MFi認証」を出しているケーブルは「Apple純正の USB-C – Lightningケーブル」だけです。しかし、価格が高くケーブルが細いので強度も不安です。
基本的には公式のケーブルをおすすめしますが、「Steanum USB Type-C Lightning ケーブル」は使い勝手は良いです
複数のガジェットが充電出来て、高速充電に対応しているので便利です
充電速度はどれくらい
評判通り30分で50%ほど充電されました。50%を越えた辺りから充電速度が若干低下しますが、フル充電でもだいたい100分強くらいでした。
30分で50%回復すれば、朝の忙しい時間でも職場や学校まではもたすには充分な容量が回復できるのではないでしょうか
まとめ
「Anker PowerPort+5」は5ポートも使え「iPhone X/8」を高速充電できるなど文句なしです。
USB-C PD は iMac などの製品にも対応していますし、今後も需要は増えてくると思うので気になった方は試してみてはいかがでしょうか